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コラム(保険屋・弁護士・税理士)

<請求書と消滅時効>

回収が滞った代金債権につき、そのまま放置しておけば、一定期間の経過により時効消滅してしまうことがあります(一般の商事債権は5年、売掛金は2年、請負代金は3年。
個人間の貸金については10年です。)。この場合、時効を中断するには、相手方に請求書を送り続けていれば大丈夫というわけではなく、相手方による債務の承認、あるいは「請求」などが必要になります(民法147条)。
この「請求」は、裁判上の請求、すなわち裁判を起こして請求する場合をいいます。
単に請求書を送付する場合は「催告」となります。催告自体は債権取り立てのため何度行っても構いません。

ただ、時効中断との関連では、当初の催告のみが意味を持ち、その結果時効が6か月間暫定的に中断しますが、この間に裁判上の請求がなければ、この効力はなかったものとなります(民法153条)。
したがって、時効期間満了至近で催告を行った場合は、特に速やかに提訴に移行するべきです。なお、催告については、立証手段を確保するために、内容証明郵便を利用する必要があります。
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丸山 幸朗  出身地:千葉県
血液型:O型
趣 味:バックパック旅行
好きなもの :麺類全般
小さい頃の夢:駅員→宇宙飛行士  

松田綜合法律事務所

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